＜長野・乗鞍高原へスケッチ旅行＞




　豊友会絵画同好会では10月3日(水)〜4日(木)、
　恒例の秋季スケッチ旅行を催行した。
　メンバーは五十嵐俊二、浜野祐之、澤野誥、
　菊池陽子、鈴木まさ子、渡辺 瞭の6名。
　行き先は長野県の乗鞍高原。

　一泊二日のスケッチ旅行には少々遠方であったが、
　新宿駅に集合後、「特急あずさ」で松本、
　そこから松本電鉄で新島々駅までのんびりと景色を楽しむ。
　予定はそこから大きく変更された。
　予定していたバスが10月から大幅に間引きされており、
　五十嵐さんの発案でタクシーにて途中の観光地を巡りながら
　ホテルの「国民休暇村」を目指すことにした。

　途中、「番所大滝」を写真に収めたところで
　運転手の提案により一人￥8,000負担により
　定額制で乗鞍高原の｢畳平｣まで足を延ばすこととなった。
　そのお陰で早速、名物「信州そば」を堪能した後、
　紅葉の赤や黄と白樺の白が微妙なバランスを醸し出す
　絶景に感嘆の声をあげながら乗鞍エコーラインを一気に駆け上がった。

　その夜温泉で身体を温めた後、
　良き仲間で酌み交わす地酒(冷酒)と料理は
　我々に「至福の時」を与えてくれた。

　次の日はホテルに近い「善五郎滝」「牛溜池」で１４時ごろまでスケッチ。
　短い時間で完成されたスケッチ画はなかったが、
　鮮やかな赤や黄で彩られた紅葉は鮮明に頭や心に残っており
　来年4月の展覧会で会場に蘇った姿で皆様に披露されるものと思う。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（渡辺　瞭　記）