２０１６年６月１６日（木曜日）『優雅な平安絵巻世界を訪ねる』と銘打って、梅雨時の宇治平等院界隈の散策を企画しました。

　当日は予想どおり、朝から雨の降る中、宇治橋の東詰めの茶屋前に参加者２０名全員が時間前に集合。そこから、徒歩にて西国三十三か寺の二十番札所、千手観音菩薩像が本尊の『三室戸寺』を訪問。さすがに、『紫陽花の名所』で名高いだけに、雨の中でも、たくさんの参拝客と写真撮影の方々であふれていました。寺内を40分ほど各自散策の後、蜻蛉石など源氏物語ゆかりの緑豊かな小道を、ゆっくりと、パワースポットとしても注目されている現存最古の神社建築である『宇治上神社』に参拝。次いで、宇治上神社と二社一体で平等院の鎮守社とされる『宇治神社』を参拝しました。

　次いで、目の前の宇治川の中州を渡り、２０１４年に改修された、『平等院の鳳凰堂』を訪れました。外観は色鮮やかな古式の朱色に再現されています。ここで、今回の参加者全員の集合写真を撮りました（撮影者が上村氏と和田氏の２枚）。内観では、仏師定朝の傑作として名高い、平等院本尊、国宝　阿弥陀如来坐像を拝観。『鳳翔館』では様々な宝物類を観賞して再度集合。

　その後、参道にある京料理店の『竹林』にて昼食をとりました。いつもの通り、各自、和気あいあいに飲食、談笑して１５時に解散。無事に今回の日程をこなすことができました。　雨の中、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上村