絵画同好会スケッチ旅行（2016.10.13-14）

東京支部絵画同好会としては2年ぶりのスケッチ旅行として山形・米沢市へ一泊で訪れた。
同好会員11名のうち4名とちょっと少々寂しい陣容となったが、米沢の街をタクシーで駆け廻り、
全部で4つの施設を回り、それぞれ２〜３枚づつ描き上げた。
重厚な権現造りの屋根が苔むした上杉神社、明治４３年に建設され国の重要文化財に指定されている
ルネッサンス様式の山形大学工学部記念講堂（旧米沢高専本館）、
銅板葺の高床式の見事な上杉伯爵邸などが対象となった。
夜には名物「米沢牛のすき焼き」を囲み、戦争中やエーザイ現役時代などの思い出、
絵画同好会らしく絵を描くことの楽しさなど夜の更けるのも忘れて話に花が咲いた。
2日間とも天気に恵まれ、最高の行楽日和の中、温泉でもアミューズメントパークでもなく、
じっくりと絵を描くという贅沢な米沢の旅となり、まさしく「至福の時」であった。　　　　（加藤義則　記）