参加者はＪＲ大曾根駅から
「ゆとりーとライン」に乗り換え川村駅に向かいました。
この「ゆとりーとライン」は高架上を走るガイドウェイバスで、
交差点が無く、車窓からの景色を結構楽しめる乗り物でした。

川村駅から小野道風記念館まで約１kmを曇り空でしたが、
暑い、暑いと言いながら歩きました。
小野道風（894年～966年）は
遣隋使で有名な小野妹子を祖先とする書道家で、
愛知県春日市に生まれたとされています。
当館は彼の業績の紹介や道風を含む平安時代の書道家の作品、
書道に関する様々な書籍を鑑賞できる記念館です。
記念館の周りに多くの柳の木が植えられ、
句碑も建てられていました。

次はビール工場見学です。
昨年と一昨年は清須市にあるキリンビールの工場を見学しましたが、
趣向を変えてアサヒビール守山工場を見学しました。
案内嬢の説明を聞きながらの工場見学は楽しいものでした。
巨大な貯蔵タンクが沢山並んでおり、
貯蔵タンク１基で３５０ｍｌ缶を毎日１缶ずつ飲んでも
３０００年近くかかる量が入っているとの説明にびっくりしました。
あいにく充填・包装ラインは製品替えのため、
稼働しているところは見学できませんでしたが、
案内嬢がビデオを使って充填・包装の流れを丁寧に説明してくれました。
見学が終わって、さあ試飲です。
お待ちかねの「アサヒスーパードライ」「ドライプレミアム」
「ドライブラック」や「三ツ矢サイダー」「バヤリースオレンジ」
「カルピスウォーター」などのソフトドリンクで喉を潤しました。
飲兵衛の皆さんは20分間の制限時間で3種類のビールを
「ウマイ！！」「美味しい！！」と言いながら楽しみました。
売店では工場限定の土産を購入した後、昼食会場へ向かいました。

昼食会場では暑い中を歩いた自分たちをねぎらい、
美味しかったビールの余韻に浸りながら昼食を味わい、
次月の再会を約束し別れました。

今回のコースは以前にも企画したものでしたが、
平安時代の文化に触れ、工場見学と試飲で楽しい歩こう会となりました。
参加された皆様お疲れ様でした、そしてありがとうございました。