紅葉トレッキング
　　　　　　　　　　　　　　　　実施日：2018年10月22日（月）～23日（火）　　　　文章、写真：髙橋　彰

柳沢小屋にて

今回の紅葉トレッキングとして黒伏山を目指した。 　黒伏山は船形山（御所山）西方で、白森山、柴倉山、最上カゴ、仙台カゴ、白髭山、楠峰などの山々に続き、船形山の前衛峰のように並んでいる。地質的には船形山などより古い火山で、石英安山岩からなる。黒伏山の南面は、標高差約300m、幅1kmにわたり柱状節理の岩壁となって落ち込んでいる。 ロッククライミングの名所となっており、急登である。南面を除くと、ほとんどがブナの高木で、紅葉が見所で、キノコも豊富である。 　丁度見頃となった紅葉を見に、トレッキングメンバーと一緒に柳沢小屋に1泊し、焼牡蠣と牡蠣鍋で、持ち寄った酒で十分過ぎるほど堪能出来た。前日に寒風沢にヨットで養殖場から市場では入手しにくい牡蠣を購入してきており、プリプリ感の強い牡蠣である。	黒伏山
10月23日朝起きると二日酔いの状態でフラフラの状態であったが、ジャングルジャングルの駐車場からトレッキング行った。2週間前に八甲田、奥入瀬、蔦沼、八幡平を回った時には、高度1000ｍ以下では紅葉は早かったが、黒伏山までの行程は丁度、紅葉が見頃であり、赤、黄色で映え、特にブナ林が木漏れ日で、キノコが豊富に出ていた。 しかし、二日酔いでのトレッキングはスローテンポで山頂まで行くには夕暮れになりそうなので早めに下山した。行程は6時間で仙台までの帰路に2時間かかったので、暗くなる前の早めの下山は正解であった。 　仙台近郊でも紅葉の見所満載ですので、是非、来てみてください。	豊富に出ていたキノコ