＜2019年8月度＞
| 8月度の啄木鳥会は、定例開催日の第二水曜日がエーザイの夏季休暇中に当たるため、開催日を変更して8日（木曜日）の12時30分より豊友会事務所会議室で山田閏子先生のご指導の下に行われました。 今月度は佐賀県在住の田中道舟さん、体調を考慮された赤塚深水さん、大坪歩楽さん、小俣三休さんと、所用があった屋代弁采さん、吉武霞洞さんの6名が欠席されました。大坪さん、田中さんを除く皆様が欠席投句をされました。 今月度の兼題は「朝顔」、「新涼」と「踊」が出されました。各自が５句を投句しました。投句された会員の作品のうちの一句を以下にご紹介させていただきます。 啄木鳥会 矢治（文責） |
| 武骨なる手をかざしたる踊かな | 山田閏子先生 | ||
| 新涼の風に包まれ癒されて 新涼の風の舞い込む四方の窓 うし馬に縫いぐるみまで盆支度 胸元を少し開きて扇かな 新涼の風を背に受けゴールイン 退院の自動ドア開き涼新た 稲妻の走り震えるガラス窓 緑蔭に数多の笑顔紙芝居 白き闇といふべき夕立七合目 朝顔の垣根に絡み一つ咲き 新涼やベンチの脇に杖を置き 新涼の空の青さに瑠璃掃除 新涼の木立の中の遍路道 山国の一夜を明かす踊の輪 新涼の空澄みわたり波静か 新涼の深き眠りの目覚めかな 奥美濃の朝まで続く踊かな |
赤塚深水 岩佐はるか 小俣三休 海外夢涼 川畑祐栄 黒山茂英 小泉山月 斎藤光星 齋藤碧水 重田遊糸 松野馬笑 福井彩華 宮田珠光 矢倉乱白 矢治宏風 屋代弁采 吉武霞洞 |