囲碁の会だより：「緑友会」「囲碁の会」親睦囲碁交流会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

囲碁同好会世話人　栢野正則

交流戦対局を終えて

　慌ただしい年の瀬、クリスマス前にいまや恒例となった緑友会囲碁クラブとの親睦碁会を神田駅近くの「いずみ囲碁ジャパン神田」で行いました。
　参加者は14名で緑友会のメンバーが6人、豊友会のメンバーが8人ですが全員60歳をとうに超える面々です。在住のアメリカ人が１人いるのが異色です。

　碁会は12時半から開始し、合計3回戦、持ち時間40分のハンディ戦で行いましした。会費は席料のみですが、成績優秀者にはクリスマスプレゼントを用意しました。プレゼントの費用は豊友会の年間補助金からです。
　今年の親睦会は少し異例で全勝賞が軽海保さんと三宅一成さんの豊友会2人で独占しました。2勝賞も出しましたが5人中3人が豊友会です。
　これまで5回開催しましたが、第1回はさんざんな成績でその後も分が悪い対戦が続いていました。メンバーも少しづつ変わっていますので、豊友会の方が強くなったとは言い切れません。

　異色のメンバーのアメリカ人デビット6段の話を少しします。
ボストン生まれのマサチューセッツ工科大学の出身でAI専攻、日本ではAI関連の翻訳をしているらしく、多分60歳は過ぎていると思います。囲碁は叔父さんに勧められたそうです。大学時代に日本に来たこともあるそうです。趣味はギターもやるし，週1ぐらい通うボーリング好です。これから日本文学を勉強するそうです。

　この緑友会との親睦碁会はこれからも続けていきたいと思います。ここまで続けてこられたのは豊友会事務局からの援助金で賞金，賞品を出すことができたのが大きな効果だと感謝しています。