東京支部　2014年度 秋の集い

豊友会東京支部の「秋の集い」が、２０１４年１０月２７日にホテルメトロポリタンにて、
約２００名の参加を得て、盛大に開催されました。

岡林理事長による講師紹介	岩田先生の特別講演	岩田先生を囲んで

　まず、冒頭に広田外枝様、森越富士夫様のご冥福を祈り、黙祷がささげられました。
次いで、特別表彰として、岡林理事長より小川千尋様に日本書道協会主催「第３７回総合書道展」における
内閣総理大臣賞受賞に対する表彰が行われました。
小川様は、この数年の間に、同協会から徐々に受賞の順位を上げてきていらっしゃり、
今回とうとう最高受賞に到達されました。受賞ごあいさつで、「あまり顔もわからない協会での授賞式より、
今回のような顔に見覚えのある方々に見守られての表彰式の方がよほどうれしい。」と述べられたことが印象的でした。
支部長ご挨拶、新会員紹介、本部報告の後、今回の目玉である、読売テレビ特別解説委員の岩田公雄先生による、
「テレビで言えなかったニュースの裏側！」と題した特別講演がありました。

小川さんと受賞作品	笑顔で歓談	啄木鳥のコーナー

先生の読売テレビ入社時の経緯から始まり、マニラ支局長になられた時の事件取材の経緯等詳細なご紹介がいただけました。
先ず天安門事件では、中国当局の発表では、死者は出なかったことになっているが、自分の周囲にも数十体の死者がいた。
２５年前のこの事件から２５年たった今も中国は変わっていない。現在進行している香港の問題が心配である。
北朝鮮では、向こうの人と飲んでいて、酔って「拉致」と言う禁句を口走ってしまい、危うく拘束されそうになった。
ゴラン高原では、自衛隊の武器使用について、「集団的自衛権」が容認された今、細部についてどのようにするのだろう。
ルワンダでは、想像以上の大虐殺の現場を見たが、その後、ルワンダでは「アフリカの奇跡」とも言われる民族の発揚がある。
などなどずっと聞いていたいような、数々の経験談をお聞きすることができました。
「生涯一記者」を目標に今後もご活躍したいとのことでした。ご活躍いただけることを、
聴衆一同望んでいることを、野下支部長からご挨拶がありました。

その後懇親会に移り、加藤理事の司会のもとに、岩田先生も交え、楽しく飲食が始まりました。
今回は料理の内容にも、あらかじめ希望を伝えてありましたので、皆様ご満足いただける内容だったと思います。
俳句の同好会「啄木鳥の会」の作品短冊のご紹介もあり、大変有意義な集いになりました。

（森　信行）