なんでも展示室

コキア  絵手紙     小島 俊二




コキア   別名:ホウキギ、ホウキグサ、ニワグサ

学名:Bassia Scoparia
原産地:アジア




アカザ科コキア属(今はパッシア属に移る)の1年草。
昔はこの茎を乾燥させてホウキを作る。
実は「とんぶり」と云い、秋田の特産品「とんぶり」は
コキアの実を加工したもので「畑のキャビア」とも形容される。
漢方では、この果実を「地膚子(じふし)」と云い、
強壮剤や利尿剤として利用する。
「枯れた茎はホウキ、果実は食用」と無駄のない利用価値があり、
江戸時代には広く栽培される。
国営ひたち海浜公園・みはらしの丘の真っ赤に染め上がる
コキアの群落は絶景である。



花言葉: 恵まれた生活、夫婦円満、忍耐強い愛、
       あなたに全て打ち明けます

出典:   やさしい園芸


ウォーキング・コースのコキアが赤に染まりました。
コキアは夫婦で訪れた「ひたち海浜公園・見晴らしの丘」一面に
紅葉したコキアの群落に感激したことを思い出します。
春はネモフィラ、秋はコキアと植え替える作業が大変だと心配しました。
花も歌と同じ様に、想い出を呼び起こしてくれます。