「豊友会東京支部絵画同好会」メンバー作品（第２弾）　　７月度　　　故　深井　靖

昨年4月の第17回豊友会絵画同好会展に出品されたメンバーの作品を
「何でも展示室」に毎月一人ずつ掲載していただき、好評のうちに6月で終了しました。
今年も第18回絵画展［4月23日(月)〜27日(金)］の作品を、
第二弾として7月からスタートさせていただきます。
その１回目は、5月10日に急逝された深井 靖さんの作品です。


＜故 深井　靖さんを偲んで＞
「今年の深井さんの絵は若々しいね！」
4月23日、絵画展の初日の飾り付けが終わってホッとした時、誰からともなく湧きあがった感想である。
色鮮やかな彩色で描くのが作風でもあり個性であったが、今年は一層、際立っていた。
5月10日、絵画展が終わって僅か２週間でその深井さんの訃報に接するとは夢にも思わなかった。
通夜の日にご子息（ご長男）から聞いた話では「最近の父はプロなみの創作活動で、
一人暮らしの自宅が絵で埋まっていた。」とのこと。
“好きな事に没頭して最期を迎えたということは、ある意味羨ましい限りである。
今回の投稿作品５点は「深井 靖さんの遺作」でもある。
その84歳とは思えない若々しい作品を楽しみ、故人を偲んでいただけたら幸いである。
ご冥福を祈ります。（合掌）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊友会東京支部絵画同好会世話人　渡辺　瞭

椅子に横たわる裸婦　　　油彩　Ｆ３０	いい日、旅立ち　　　油彩　Ｆ３０

華な衣装の婦人　　　油彩　Ｆ３０

紫陽花と静物　　　油彩　Ｆ１５	ミロの娘を背景に　　　油彩　Ｆ１５