なんでも展示室

富士の四季 (写真)       中部支部  木本 茂    

若い頃から風景写真を撮り続けている私ですが、退職後の10年ほど富士に魅せられ、 集中的に撮った時期がありました。でも、変幻自在な富士は、そう簡単に良い写真を 撮らせてはくれません。富士から遠く離れた岐阜県在住の私には、気象変化を予測しながら 的確に撮影プランを立てるのは難しく、撮れなかった日々もありました。 それでも、当時60代の私は元気であり、めげずにハードな撮影を続けました。 10年かかりましたが、富士の撮りたいポイントは、ほぼ、撮り終えたので、卒業としました。 この間の、延べ撮影日数は133日間、車での総走行距離は約34,000Kmに及びます。 富士は、どれだけ撮っても、常に新しく迎えてくれ、撮り飽きることはありませんでした。 その頃の写真より、「富士の四季」として8枚を選び掲載いたしますので、ご笑覧頂ければ幸いです。

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1. 早春(3月)3月末、富士山麓になごり雪 桜と富士はまさに「日本の春       沼津市井田、煌めきの丘より 

 

2. 芝桜(5月)芝桜祭り開催中で混雑  開門と同時にベストポジションに直行       本栖リゾートより

 

3.   ラベンダー(7月)大気の澄んだ日、夕方の斜光を生かして「ラベンダーと富士」を撮る  河口湖、大石公園より 17:39 撮影

   4. ダイヤ富士(8月) 夜半より「三脚場所取り合戦」始まる カメラマン1,000人以上  田貫湖西岸より 6:08 撮影 
   5. 雲海からの昇陽(10月)標高日本2位の北岳から1位の富士を撮りたくなり, 慣れない登山に挑戦 3泊4日の山行きで富士撮影を堪能した               北岳、肩の小屋(標高3,000m)より 5:46 撮影
   6. 紅葉(10月)大月市、雁ケ腹摺山より、三つ峠山越しに富士を狙う 朝日に輝く紅葉の美しさに感動! 6:08 撮影 
   7. 星に抱かれて(12月)静寂の中、「凛と佇む孤高の富士」とじっくり向き合った  山中湖平野浜より 3:47 撮影
   8. Magic Hour(1月)立石と相模湾上の富士をバルブ撮影(30秒)で狙う        横須賀市、立石海岸より 17:32撮影

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