平成２３年度を迎えて　　 　　　　　豊友会理事長 大薗士郎

　22年度の実績・23年度の計画報告の全国理事会は、3月11日13時30分からエーザイ別館（桐山ビル）4階で開催されていました。
14時46分の大地震発生でビルは閉鎖され会議は中止となりましたが、全国各支部から参加の理事、東京郊外に住居のある理事・事務局メンバーなどは交通機関のストップのため帰宅できず、竹早ビルの豊友クラブで一夜を過ごすことになりました。このような23年度計画のスタートとなり、何かと豊友会のために活動している人々に、格別の苦労をかける破目になりました。その後、連絡に手間取りましたが、東北支部の会員すべてが無事であることが判り、安心いたしましたのでご報告いたします。

　23年度にも役員の新任・退任の異動があります。大きな変化は、長い間事務局長をつとめた高橋虎秋さんの業務が齋藤修一さんに引き継がれます。しかし豊友会の生き字引的な存在の高橋さんですから、今後とも事務局業務に協力していただくことになります。新しい役員体制の詳細は添付の資料を見て下さい。会員の総数は29名の新入会員を迎えて総員1,414名となりました。若い力の加入で豊友会活動にも変化が見られます。

　その一つは、すでに昨年から進行している“豊友会だより”の編集作業の効率化です。パソコンでの情報交換を駆使して紙面の鮮明化、編集作業時間の短縮、製作費用の低減など大きな効果をあげています。今年度も更によりよい紙面となるように努力が続きます。関係者の更なるご協力をお願いします。
　もう一つの大きな変化は、ホームページのリニューアルです。３月からその仮稼働を実施しており、４月から本格スタートとなります。従来の一方通行のお知らせだけでなく、全員参加型の情報交換、そして役に立つ情報の提供など豊富な内容として充実していきます。“豊友会だより”と同じように皆さんのご意見をいただきながら、皆さんに親しまれるものとなるよう努力していきます。　 “豊友会だより・ホームページ” いずれも若い会員の力によるリニューアルです。いろいろな豊友会活動のますますの改善に向って、皆さんのご協力をお願いします。

　終わりに再度大震災に関してですが、節電その他に一人ひとりの小さな協力が集って、災害の復興に向っての大きな力になることと思います。豊友会会員の皆さんにもご協力を期待いたします。

　23年度も元気にお過し下さい。