Men wanted for hazardous journey.

Low wages, bitter cold, long hours of complete darkness, constant danger.

Safe return doubtful.

Honour and Recognition in event of Success.

この広告は、20世紀初頭、
1900年に英国のシャクルトン卿が南極探検隊員を募集した時の文章です
（みなさん、ちょっぴり頭の体操をやってください、訳は書きません）。

そして5,000名以上もの人がこの募集に応じたそうです。驚くべき数です。
彼らは1914年、南極を目指す航海の途上で氷塊に阻まれ座礁、
約1年8ヶ月にわたる漂流の末、一人の欠落者もなく奇跡の生還を果たしたそうです。

1955年に、私はエーザイ（当時の名称は日本衛材）に入社しました。
「日本衛材というのは何をやる会社？」と同僚、教師に聞かれるような規模の会社でしたが、
明るく、元気いっぱい（大声をはり上げて威張る先輩も一部みられましたが）、
あまり上下関係を感じさせない、のびのびとした空気でした。
創業者　豊次社長は、会議でしばしば若い人に発言を求めておられました。
そして誰にでも「Honour and Recognition in event of Success.」が認められる空気が、
今日のエーザイを創り上げて来たように思えます。豊友会もこの伝統を継いでゆきましょう。