（2011/2/24） 池之端 藪蕎麦　　文京区区湯島３−４４−７ 　　　　　　　　　　　 （東京メトロ銀座線 上野広小路駅　徒歩３分）　 　実は、この日は江戸前蕎麦屋の原点と言われている並木藪蕎麦（浅草）に 　女房を誘って行ったが、木曜日は定休日なのか閉まっていた。 　慌てて、もう一つの藪蕎麦御三家の池之端藪蕎麦に向かう。 　広小路から鈴本演芸場の先を左折し、歓楽街の中に蕎麦屋が見える。 　私は、いつものように熱燗と天せいろ（1,500円）を頼む。 　まず出てきたねり味噌で、チビリチビリと飲み始めるが、このねり味噌は抜群。 　硬すぎることなく、口の中で蕎麦の実がプチプチする。（お土産に購入する） 　熱燗は定番の菊正宗（樽酒）。熱燗は純米酒か本醸造ならもっと良かったのに．． 　タイミング良く蕎麦が出るが、温かいつけ汁が出てきたのにビックリ、 　ここの天せいろは、この汁で蕎麦と天たね（これも旨い）を食べるとのこと。 　内心 冷たいつけ汁が欲しかったが、一口食べて十分納得、これも旨い。 　蕎麦は、さすが藪とうならせる味、喉越しが良くほんとうに旨い。 　歓楽街の中で周囲の雰囲気は残念と言うしかないが、気さくで庶民的な店、 　藪蕎麦の旨さを味わうには良い店と思う。