江戸蕎麦 名店めぐり −その6−


(2011/3/22
茅場町 長寿庵  中央区区日本橋茅場町1−9−4
            (東京メトロ 東西線 茅場町駅 5番か6番出口すぐ)
 

 「長寿庵」は江戸時代から続く蕎麦屋の老舗で、全国223店舗あります。
 茅場町一丁目交差点
に出て、角のビルの地下へ階段を下りていきます。
 ここの蕎麦は、昔から二八蕎麦で艶やかで適度なコシと喉越しが楽しめます。
 いかにもビジネス街の人気店という感じ、ややモダンな造りは感じが良い。
 雨の日、開店の11:30に入店したがアッという間に60席が満席となる。
 客の回転が早いのと店の接客が上手なので、ほとんど待たせない。
 辛味大根のせいろ、板わさ、熱燗を注文する。酒は定番の菊正宗のみ、文句なし。
 酒の進行とドンピシャで蕎麦が運ばれる。色艶、コシ、喉越し、隙のない旨い蕎麦。
 汁はやや甘めだが好みの味、半分この汁で食べ、残りは辛味大根を入れて食べた。
 この辛味大根と汁の混ざり合いが旨くて、箸が止まらない。
 ここは、ジックリ腰を落ち着けて飲むというより、テキパキと蕎麦の旨さを楽しむ店。
 酒も蕎麦も十分楽しめ、こんな感じも悪くない。