江戸蕎麦 名店めぐり -その7-


(2011/3/24
手打ちそば 菊谷(きくたに)  練馬区石神井町3-27-16
                   (西武池袋線 石神井駅 徒歩5分)
 

 
老舗の蕎麦屋を食べ歩いてきたが、ここはネットや雑誌で有名な新興店。
 ご主人の蕎麦好きがこうじて脱サラして開店した店、商店街を抜け左折した所にある。
 店の入り口には石臼が回っており、奥では蕎麦打ちの様子を見ることが出来る。
 開店と同時に娘家族も含め5人で入店、私は評判の
そば(ききそば)と熱燗を注文する。
 そばというのは、10割と28(ニッパチ)の両方が出て、比較して食べられるというもの。
 酒は菊正に次ぐ定番の四季桜(栃木の地酒)、控え目だが落ち着いた旨さを楽しむ。
 しかし、そばを食べて大混乱。ここの10割はやたら細くて喉越しが良い。
 蕎麦はニッパチに限ると思っていたが、正直言ってどちらが旨いか区別出来ない。
 料理も手が込んでいて旨いし、ザルやトックリ、おちょこなどの器も感じが良い。
 伝統店の雰囲気はなく、町のレストランという感じだが、親切な対応でメニューも多く、
 気楽に蕎麦を楽しめる評判通りの良い店でした。
 今後は、巣鴨地蔵通りに移転するとのこと、次に行くときは巣鴨です。