（2011/4/21） 総本家 更科堀井　　港区元麻布３－１１－４ 　　　　　　　　　　　 　（都営大江戸線 麻布十番駅　徒歩４分）　 　もう一軒の更科として出掛けたのは、更科のメッカ麻布十番の総本家更科堀井です。 　地下鉄の駅を出て商店街を４分ほど歩いたところですが、寄り道しそうな楽しい商店街です。 　ここは創業２００年という伝統ある店ですが、店の外見がモダンな感じなのに驚きます。 　さらしな、かき揚げ、そして熱燗を頼む。熱燗は会津の酒（名倉山）で腰に座った味の旨い酒、 　付け出しのあげソバで飲み始めると、天カス山盛の蕎麦屋独特の形をしたかき揚げが出る。 　アツアツで小エビがプチプチ、９２０円とそれなりに価格は高いが、これはお薦めです。 　飲み終わる頃、芸術品のような上品な さらしな が届く、言うまでもなく喉越し最高で旨い。 　汁は、更科系なので甘汁と辛汁の２つが出るが、白い蕎麦をより楽しむのは甘汁かと思った。 　ニッパチと更科の個人的評価だが、毎日食べるならという面で僅差でニッパチに軍配を上げたい。 　この店は、蕎麦も料理も客層もなんとなく上品さを感じる。店員もソツなく動いていて感じが良い。 　相席で賑やかな藪系の店も楽しいが、落ち着いて蕎麦を楽しみたい時は良い店と思う。 　白い更科蕎麦で有名だが、普通のもりそばも負けずに旨いと評判、次はもりそばを食べに行く。