江戸蕎麦 名店めぐり -その10-


(2011/4/26
江戸蕎麦 ほそ川  墨田区亀沢1-6-5
             (JR総武線両国駅 徒歩3分)
 

 10軒目は、十割蕎麦と穴子の天ぷらが雑誌で評判の江戸蕎麦ほそ川です。
 もよりの駅は、JR総武線または大江戸線の両国駅で、江戸東京博物館近くにあります。
 外観は雰囲気ある和風な構えだが、店内は余裕あるモダンなテーブル席でゆっくり出来る。
 まず、熱燗と穴子天せいろ(2450円)を注文する。酒は福島の生もと造りの大七(900円)、
 蕎麦が出るまでチビチビ楽しむ。うーん..やっぱり蕎麦屋の熱燗は旨い。
 十割蕎麦は評判通り細くコシがあり旨い。穴子の天ぷらも立派、価格の高いのは我慢しよう。
 また、手作りのザルは感じが良く、汁も辛さのなかに甘さを感じる優れもの、徳利で出てこないのが残念。
 ただ、感じが悪いわけではないが、店員のサービスは凡庸、客の進行に合わせて料理を出せない。
 酒や料理を考えることなくテーブルに並べているという感じで、江戸蕎麦の伝統店とは違う。
 この店は、高価格であるが十割蕎麦と穴子の天ぷらは一級品、その他の料理も旨い。
 本物の十割蕎麦を食べたい人には良いと思う。